イラク開戦は来月中旬か
米軍展開や天候で―情報紙編集長
【ニューヨーク25日時事】米国の政財界情報を紹介しているニュースレター「ワシントン・ウォッチ」の山崎一民編集長は二十五日、ニューヨークでの時事トップセミナー(時事通信社主催)で講演し、イラク攻撃がある場合、時期は三月中旬になる可能性が高いとの見方を示した。
山崎氏はその理由について、兵器の性能向上を背景に、米軍は二十五万人で作戦遂行が可能になるとされ、湾岸展開部隊は三月上旬にこの水準になると指摘。また、空母キティホークが三月初めに湾岸に到着すれば米空母は五隻態勢になるほか、湾岸戦争で活躍した陸軍精鋭部隊の第百一空てい部隊も三月に湾岸地域に着くと述べた。
山崎氏はイラクの天候に関して、四月になると気温が上がり始め、夏場は時に四十度を超すと説明。イラクの生物・化学兵器攻撃に備えて米軍兵士は防護服を着るが、防護服は重く、気温が上昇すれば負担になるため、三月中旬が開戦のギリギリのタイミングだと予想している。