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イラク攻撃開始、3月中旬まで遅れる可能性−WT紙

 【ワシントン20日原田正】二十日付の米紙ワシントン・タイムズによると、イラクをめぐる外交的障害に加え、重要な米陸軍師団の派遣の遅れのために、米軍戦争プランナーは現在、三月中旬をイラク攻撃開始の時期とみているという。

 昨年夏、戦争計画が固まりつつあった時、米軍戦争プランナーは攻撃開始時期として二月を最適の時と考えていた。イラクでは通常、四月から気温が上昇し始める。

 攻撃開始時期が三月中旬まで遅れる可能性が出てきたのは、国連安保理の協議が難航しているのが主因。

 フライシャー米大統領報道官は十九日、ブッシュ大統領は、新しい決議案を今週中あるいは来週には安保理に提出するよう同盟国と協力していく意向だ表明した。だが、一部の外交筋は、ブリクス国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)委員長による来月上旬の安保理報告の後まで、採決が行われる見通しは低いと語っている。

 また、カギを握る米陸軍師団を配置につかせるのにまだ数週間かかる見通し。

 イラクへの北からの攻撃が期待されている陸軍第四歩兵師団は戦車などを湾岸地域に向け輸送しているが、二万人からなる同師団の大部分は米国内にまだ残っている。同師団がイラク攻撃のためにトルコを拠点とするのか、他の地域を拠点にするのか依然として不明だ。

 米陸軍高官は、国防総省当局者が派遣案についてより早く行動していれば、より早期に米兵を派遣できたと語っている。現在、ペルシャ湾岸地域に派遣されている米軍総兵力は十三万人。

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