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ロス市議会が反戦決議で紛糾

 【ロサンゼルス18日宮城武文】イラク攻撃に反対する決議の採択をめぐってロサンゼルス市議会は十八日、決議採択派のハリウッドスターの演説などを含め、激論を交わしたが決着が付かなかった。

 決議採択には十三人の市議会議員のうち八人の支持が必要だが、この日の投票では七対六で採択に一票足りなかった。二回目の投票は二十一日に行われる予定。

 反対票を投じたウェンディ・グルーエル市議会議員は「市議会議員は外交問題を扱うために選ばれたのではなく、市議会でこのような決議を採択するのは不適切だ」と主張した。

 リベラルな主張で知られるハリウッドのスター、デビッド・クレノン氏は「ブッシュ大統領がこの戦争を始めるとするならば、それは人類に対する犯罪行為だ」と戦争反対の決議を採択するように訴えた。

 市議会の反戦決議をめぐる論議は意見の衝突で緊張があったものの、暴力ざたの事件は起きなかった。しかし、「グリーンパワー」というロゴをあしらったTシャツを着た白髪の女性が議長の制止を無視して騒いだため、警備員によって外に連れ出される一幕もあった。

 このような決議はすでに九十の地方自治体で採択されており、その中にはシカゴ、シアトル、デトロイト、サンフランシスコなどが含まれている。しかし、こうした決議は象徴的なものであり、法的強制力を持つものではない。反戦運動を進めている諸団体は、反戦世論を喚起するための手段として組織的な地方自治体での決議採択運動を展開している。

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