イラク攻撃開始時期、2月21日-28日を検討−米WT紙
【ワシントン20日原田正】二十日付の米紙ワシントン・タイムズによると、ブッシュ米政権内では、イラク攻撃をどのように正当化するかをめぐって議論が続いている。一部の高官は決定的証拠が必要だと主張し、他の政府高官は、イラクが国連査察官の活動を妨害しているだけで十分だと言っている。
政府筋が同紙に語ったところでは、攻撃開始時期として検討されているのは、二月二十一日から二十八日の間。この時点で、米軍はトルコと湾岸地域に十分な兵力と米軍機を備えていると予想されている。
米軍将校は「夏まで待つのは大問題だ」と述べ、厳しい暑さが米兵に負担となることを指摘した。
また、米政府高官と米軍高官は、空爆の場合の標的のリストも完成させようとしている。一部国務省高官は抑制的なリストを求めているのに対し、米軍司令官はより強力なものを要求している。ただ、どちらにせよ、湾岸戦争の砂漠の嵐作戦ほど長期かつ広範な空爆にはならないという。
複数の米政府当局者によると、ブッシュ大統領はイラク攻撃をまだ決断していないが、攻撃を決断する可能性は高いという。