米、「確固たる証拠」を査察官に提供へ
【ワシントン5日原田正】米ホワイトハウスのフライシャー大統領報道官は五日、米政府はイラクが大量破壊兵器を保有していることを示す「確固とした証拠」をもっているとし、この情報を国連査察官に提供する方針だと言明した。
イラクのアジズ副首相はABCニュースに対し「われわれは、化学、生物兵器はもってないが、軍事・民生両方に使用できるとされてきた機器はもっている」と言明した。
これについてフライシャー報道官は「この発言は、一九九〇年代後半に彼等が行った発言と同じ程度に虚偽の内容だ。あの時、彼等は保有していないと主張していたが、実際には(化学、生物兵器が)発見された。今回の発言は根拠がない」と語った。
ブッシュ大統領は同日、記者団から米国は戦争に向かっているのかを聞かれて「それはサダム・フセインに聞くべき質問だ」と答えた。