「兆候は有望ではない」イラク査察で米大統領
【ワシントン2日原田正】ブッシュ米大統領は二日、先月二十七日以来イラクで続けらている国連査察に関して「これまでのところ、その兆候は有望ではない」と述べるとともに、「八日か、それまでにイラクは、大量破壊兵器とミサイル開発計画について完全かつ正確に開示しなければならない」と改めて警告した。
大統領は「査察の過程で、米国は一つの判断をするだろう。それは、サダムが十一年間に及んだ姿勢を変えたかどうかだ。前向きに協力し、国連決議を履行する決断をしたのかどうかだ」と述べたうえで、「これまでのところ、その兆候は有望ではない」と言明。証拠として、大統領は、米英軍機にミサイルを発射したり、国連の武装解除要求に“抗議と嘘”で答えていることなどを指摘した。
大統領は国防総省で行われた国防歳出法案の署名式の際に語った。