米、50カ国に軍事的貢献打診
対イラク武力行使の場合
【ワシントン20日原田正】二十日付の米紙ワシントン・ポストは、米政府が、五十カ国に対して、イラク武力行使の場合、兵員・装備などの軍事的貢献が可能かどうか打診を始めていると報じた。
五十カ国の米国大使館はそれぞれの各国指導者に打診するように命じられている。同紙は、軍事的貢献打診は、米政府が国連査察が準備されている中でも戦争への準備を押し進めていることを示すと指摘している。
カナダのクレティエン首相は十九日、米政府が同国などに対イラク武力行使の場合の軍事的貢献を要請していることを明らかにするとともに、具体的にはまだ決断していないと言明した。
カナダ外務省によると、米国務省は十五日にカナダ政府に書簡を送り、どのような形で貢献できるかを打診している。同省報道官はどう返答するかについて同盟国とも協議していると語った。