米国務長官「イラクに容赦ない態度で」
大量破壊兵器の査察
【ワシントン10日原田正】パウエル米国務長官ら米政府高官は十日、テレビ番組に出演し、イラクに対する大量破壊兵器査察についてはまったく容赦のない基準を貫き、いかなる重大な違反も、新たな国連決議の有無にかかわらず、軍事行動に直面するとの立場を明確にした。
パウエル国務長官は同日、CNNに出演し、「われわれは今回、イラクに対し、容赦のない態度でアプローチしなければならない。なぜなら、以前もすでにサダムとこの道を通ってきたからだ」と言明。ライス国家安全保障担当補佐官はFOXテレビで「われわれは容赦ない立場をもたなければならない。サダム・フセインによる次の重大な違反は重大な結果に直面しなければならない」と表明した。
カード大統領首席補佐官は同日、NBCテレビの番組で「米英および同盟国は行動を準備している。国連は協議することはできるが、われわれはイラク攻撃に対する承認を必ずしも得る必要はない」と述べ、米連邦議会が大統領に武力行使権限をすでに与えているとの見方を強調した。