18日に先遣隊がイラク入り―査察委員長
【ニューヨーク8日池本拓】国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長は八日、安全保障理事会がイラクの大量破壊兵器査察に関する新たな決議を採択したことを受け、今月十八日に先遣隊を首都バグダッドに送り込む予定であることを明らかにした。
同委員長によると、先遣隊は二十数人からなり、物資輸送や通信機材の設置など査察再開に向けた準備を行うことになるという。
ブリクス委員長は、新決議について「査察団の権限を強化するもの」であり、満足していると述べた。
決議は、UNMOVICと国際原子力機関(IAEA)に対し、決議採択から四十五日以内に査察を再開、その後、六十日以内に安保理に報告書を提出するよう求めている。
イラクに対する国連査察は、一九九八年十二月に「イラク側が査察に制限を加えている」として査察団が退去して以来、中断したままになっている。