「世界にとっての試練」―アナン国連総長
イラクに決議履行を促す
【ニューヨーク8日池本拓】「イラクにとって、国連にとって、そして世界にとって試練の時である」―。アナン国連事務総長は八日午前、国連安全保障理事会の公式会合で、新たな対イラク決議の採択を受けて重々しい口調で語った。
アナン事務総長は、新決議を「イラクの義務を明確に述べている」と評価。イラク指導部に対し、「自国民のため、世界の安全と秩序のために」この機会をとらえて「国民の孤立と苦しみ」を終わらせるよう促した。
そして、「もしイラクが決議を無視し続けるなら、安保理はその責任に直面しなければならない」として、国連主導の対イラク武力行使につながる可能性を警告した。
また事務総長は、困難な協議をまとめ上げた各国指導者、理事国の忍耐と粘り強さを賞賛した。