「決議履行しなければ深刻な結果に直面」
米大統領、イラクに警告
【ワシントン8日原田正】ブッシュ米大統領は八日午前、国連安保理が対イラク決議を採択したのを受け、ホワイトハウスで演説し、イラクに大量破壊兵器の完全な廃棄を要求し、「サダム・フセインの(査察に対する)協力は迅速かつ無条件でなければならない。そうでなければ、最も深刻な結果に直面することになろう」と警告した。
ブッシュ大統領は、今回の決議はイラクに「最後のテスト」を与えているとし、「米国はイラクが安保理決議に従うのかどうか、ということだけを判断するだろう」と言明。「米国は、安保理といかなる重大な違反についても協議することで合意しているが、それはわが国を防衛するために行動する自由を危険にさらすことがない場合だ。イラクが(決議を)完全履行しなければ、米国と他の国々がサダム・フセインを武装解除するだろう」と述べ、新たな国連決議なしでも行動する可能性があるとの立場を示した。