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対イラク決議で協議―国連安保理

採択は来週後半か

 【ニューヨーク25日池本拓】国連安全保障理事会は二十五日、イラク問題で非公式協議を行い、米英が提出している決議案やフランス、ロシアがそれぞれ示した独自の修正案について非公式協議が行われた。

 米英案で焦点となっているのは、@イラクが湾岸戦争の停戦決議への「重大違反」を犯しているA決議違反は「深刻な結果」を招く―という二つの部分。フランス、ロシアは「これらの表現は武力行使の容認につながる」との解釈から、二十四日に独自案を提示し、米英案の修正を求めている。

 一方の米国は、「イラクによる決議無視はもう許されない」として、強力な決議を求める姿勢を変えていない。

 協議の行方に関して米国のカニンガム国連次席大使は同日、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長と国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長の見解が一つのカギとなると語った。二人は二十八日に行われる安保理協議に参加する。

 採択の時期については、「来週の半ば以降」との見方が関係者から出ている。

 アナン事務総長は同日午前、「決議案は提示されたばかり。辛抱が必要だ」と述べるとともに、決議は全会一致で採択できるとの見通しを示した。

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