「最後の機会」とイラクに査察迫る−国連総長
【ニューヨーク16日池本拓】十六日に開かれたイラクの大量破壊兵器査察をめぐる国連安全保障理事会の非公式協議で、アナン事務総長は「これが最後の機会」としてイラクに無条件査察を迫るとともに、査察団に従来より強い権限を与える決議案の採択を支持した。
アナン事務総長は協議での演説(フレシェット副事務総長が代読)の中で、「イラクがこの最後の機会を失せば、安保理はその責任を果たさなければならない」と警告。国際社会に対しては、「(対応をめぐって)加盟国が分裂すれば、国連の権威と信頼が傷つく」として、一体となって行動するよう重ねて求めた。