イラク問題で16日に安保理緊急協議−国連
米英案提示はその後か
【ニューヨーク11日時事】国連安保理は十一日、非公式会合で、イラクの大量破壊兵器査察問題に関する緊急公開協議を十六日に開くことを決めた。緊急協議は、新しい決議案の討議が米ロ英仏中の常任理事五カ国間で進んでいることに反発した非同盟諸国が開催を要請した。
米英は、査察の強化と決議違反の場合の武力行使容認を盛り込んだ決議案の草案を作成。これに対してフランスは、違反の報告があれば「履行確保のための手段を討議する」との形で武力行使を切り離した二段階方式の草案を示し、各国政府間での協議が水面下で行われている。
国連外交筋によると、米英は「主要な概念で合意に近づいた後に正式提示し、具体的な文言を交渉する」意向で、十六日の公開協議前の決議案提示は「考えにくい」としている。