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米大統領「イラクはテロの兵器庫」

 【ワシントン7日原田正】ブッシュ米大統領は七日夜、オハイオ州シンシナチーでイラクに関して国民向け演説を行い、イラクを「テロの兵器庫」と呼ぶなど、フセイン政権を現状のままにさせていることの危険性を改めて指摘、「否定し、だまし、遅らせる時は終わった。サダムは自分で武装解除しなければならない、さもなくば、われわれは、フセインの大量破壊兵器を奪う連合をリードする」と警告した。

 ブッシュ大統領は演説の中で、フセイン大統領を「残忍な暴君」と呼び、生物・化学兵器で対米攻撃を行う可能性があると言明。さらに、イラクは核兵器計画を再構築しているとして、「イラク政府がソフトボールよりも少し大きい、高度濃縮ウランを生産したり、買ったり、盗んだりできれば、イラクは一年も経たないうちに核兵器を保有する可能性がある。これを許せば、恐ろしいラインを超えることになる」と言明。イラクがテロリストに核兵器を手渡す危険性などを警告した。

 また、大統領は「われわれの前に集まっている脅威を無視することはできない。(イラクとアルカイダとの関係などの)決定的証拠が出てくるまで待つことはできない」と述べ、最悪の事態が起きるのを防ぐ切迫した義務をもっていると強調した。

 さらに、ブッシュ大統領は、予想される議会での圧倒的多数の決議を受けて、国連安保理も強力な決議採択に動くことを期待すると表明。「議会の決議は軍事行動が切迫しており、避けられないことを意味するものではない」と述べたが、同決議は「米国が一つの声で主張している」こと表すと付け加えた。

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