米大統領、対イラク決議妥協案に反対姿勢
【ワシントン1日原田正】ブッシュ米大統領は一日、民主党のバイデン上院外交委員長と共和党のルーガー上院議員(前外交委員長)から出されている対イラク決議妥協案について「われわれの手を縛る決議は得たくない」と述べ、反対姿勢を示した。
大統領は一九九八年の対イラク決議よりも弱いものは必要ないとし、「議会はなぜ弱めたがるのか。イラクの脅威は四年前よりも増大しているのだ」と述べた。
フライシャー大統領報道官は同日の会見で、バイデン・ルーガー妥協案は、現行の国連安保理決議と議会決議の下にある権限を減らすとともに、テロへの支持、クルド人への弾圧、隣国への威嚇をやめるようイラクに求めていないと指摘した。
ルーガー上院議員は同日、パウエル国務長官、ライス国家安全保障担当補佐官と会談した。