感謝祭までにイラク攻撃か−英紙
米軍司令官らに通告
【ロンドン29日時事】二十九日付の英日曜紙サンデー・タイムズは、ワシントンなどの軍事・外交筋の話として、十一月二十八日の感謝祭までにイラクへの攻撃が始まる可能性がある、と米軍の司令官らが既に通告を受けていると報じた。
米国はイラクの大量破壊兵器査察に関し、強硬な国連安保理決議案をまとめたが、同紙は、決議がどうなろうと、米国防総省は戦争への意欲をみなぎらせていると指摘。ブッシュ大統領が十一月五日の中間選挙直後にも攻撃を命令する可能性があるとしている。
同紙は、国防総省が武器の準備に要する日数はわずか十日間、その後の先発隊空輸も十日あれば済み、「十一月末までに戦争に突入する情勢にある」との軍事アナリストの見方を紹介した。
軍事筋によれば、フランクス米中央軍司令官は第一○一空てい部隊などに対し、迅速な展開に備えるよう通告したという。