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1週間内の兵器廃棄同意を

米英準備の対イラク決議案

従わなければ武力行使

 【ニューヨーク27日時事】米英両国が国連安保理に提示する予定の対イラク決議の草案が、フセイン・イラク大統領に対し、大量破壊兵器の廃棄と疑惑施設の完全な公開について、七日間以内に同意するよう要求、従わない場合は武力行使を容認していることが明らかになった。米主要メディアが二十七日、一斉に報じた。

 報道によると草案は、(1)七日間以内に大量破壊兵器の廃棄と大統領宮殿を含むあらゆる疑惑施設への査察官立ち入りに同意する(2)その後、三十日間以内に大量破壊兵器の開発計画の内容を完全に明らかにする――などを要求。イラク側が従わなければ「あらゆる必要な措置を取る」として、武力行使を警告している。

 安保理の全理事国に正式に配布されるのは週明けになるが、米英はこの草案を残りの常任理事国のフランス、ロシア、中国に非公式に提示。グロスマン国務次官(政治担当)や英外務省当局者を三カ国に派遣するなどして根回しを進めている。

 しかし、フランスのシラク大統領は既に、武力行使容認の文言に反対する考えをブッシュ大統領に伝え、査察受け入れ要求と武力行使容認を切り離す二段階方式を改めて提案。中国とロシアも査察官復帰を優先させる姿勢を崩していない。

 このため、根回しの結果次第では、草案内容が修正される可能性もある。

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