イラク攻撃、2月開始を検討−米紙WT報道
【ワシントン20日原田正】二十日付の米紙ワシントン・タイムズは国防総省当局者の話として、対イラク武力行使の最適な開始時期として二月を検討していると報じた。春以降は戦闘を続けるには暑すぎるためで、四月までに作戦を終えるのが目標になる。ただ、国連査察チームが派遣されていれば、大統領が想定する開始時期を遅らせる可能性がある。
また、作戦ではイラク軍からの大量の兵の離反に依存することにも焦点を当てている。ラムズフェルド国防長官は先の下院軍事委員会に対する証言で「自国を解放するのを助けようとするイラク人がいるのは疑いない」と語っている。
そのほか、@湾岸戦争では湾岸地域への派兵に六カ月を要したが、数週間で終えるよう計画Aスカッドミサイルの標的になることを避けるため、米部隊をできる限り分散させるB軍事作戦開始後、数日間に最大限の数の標的を攻撃する−などが検討されている。
議論の中心は米兵の規模で、検討されている範囲は七万五千人から二十五万人。フランクス中央軍司令官はできるだけ多くの兵を送ることを主張、チェイニー副大統領とウルフォウィッツ国防副長官は少ない数を、ラムズフェルド国防長官は中程度の規模を主張しているという。
湾岸戦争の砂漠の嵐作戦では合計五十五万人の兵が投入された。