アルカイダとの関係証明できず―イラク問題で
【ワシントン10日時事】十日付の米紙ワシントン・ポストは、ブッシュ政権が対イラク軍事行動の主な理由の一つとして挙げていたフセイン政権とテロ組織アルカイダとの関係を立証することができないため、十二日のブッシュ大統領の国連演説では、大量破壊兵器開発問題に絞って同政権の脅威を訴えると報じた。
同紙によると、中央情報局(CIA)が写真や交信の傍受記録、各種の情報を精査したものの、フセイン政権とイラク北部のアルカイダ・メンバーとの関係などを示す十分な証拠は得られなかったという。
米メディアは、イラク北部のクルド人過激派支配地域で、アルカイダのメンバーが化学兵器開発に従事していたなどと報道。また、ラムズフェルド国防長官は、アルカイダの幹部らがイラクに潜伏し、フセイン政権の保護下にあると指摘していた。