イラク「攻撃後」を懸念―アナン国連総長
【ニューヨーク9日池本拓】アナン国連事務総長は九日、米国などがイラクに対する軍事行動を起こした場合について、「多くの人が不測の事態を心配しているが、問題は“攻撃後”にある」と述べ、懸念を表明した。国連本部で記者団に対して語った。
事務総長は「懸念」について、具体的に「(攻撃後に)どのようなイラクが誕生するのか、中東地域に何が起こるのか、どのような影響が生じるか」などを指摘した。
米英両国が、イラクに対する強制査察を実施するための安全保障理事会決議を検討していることについて、事務総長は「十二日に行われるブッシュ米大統領の国連総会での演説を待ちたい」との考えを示した。