イラク攻撃には同盟国の支持必要―米紙世論調査
【ロサンゼルス2日宮城武文】二日付の米紙ロサンゼルス・タイムズに掲載された世論調査によると、米国民の過半数は、イラクのフセイン大統領を除去するために米国の対イラク軍事行動を支持しているが、そのほとんどは軍事行動を起こす前に同盟国の支持を得ることを求めていることが分かった。
同調査によると、フセイン大統領を権力の座から除去するために米国が軍事行動を起こすことについて、支持するとした人は59%、反対は29%、分からないが12%。ブッシュ大統領が地上軍投入を決定すれば支持するとした人は64%、反対は28%。
しかし、軍事行動は同盟国など国際的支援を得た場合にのみ支持するとする人も61%に上っている。また、地上軍投入で米兵の死者が多くなった場合でも支持するかとの質問には、賛成が45%、反対が41%と拮抗している。
今年一月に一般教書演説でブッシュ大統領がイラクの脅威を強調した直後に行われた同紙の世論調査では、米国民の70%が米国の対フセイン軍事行動を支持していた。現時点では主要同盟国からの支持が得られていないため、米国の対イラク軍事攻撃には困難があると、専門家はこの調査結果を分析している。