産業スパイ容疑で邦人女性ら逮捕
ハーバード大から遺伝子物質盗む
【ニューヨーク19日池本拓】米マサチューセッツ州ボストンの連邦地検は十九日、ハーバード大医学部から新薬開発のための遺伝子物質などを盗み出したとして、カリフォルニア州サンディエゴ在住の元同大研究員の金原加代子容疑者(32)と中国人のチュー・チアンユー容疑者(30)を産業スパイなどの疑いで逮捕した。
連邦捜査局(FBI)によると、チュー容疑者は一九九七年二月から、金原容疑者は九八年十月から、それぞれ九九年末まで同学部細胞生物学研究室で研究を行っていた。二人は、同大からテキサス大学に移籍する際、持ち出しが禁止されていた遺伝子試料を日本の製薬会社に送るなどした疑いがもたれている。