新たな有人宇宙船建造に2年必要―ロシア
シャトルの代替は困難
ISSに無人輸送船を打ち上げ
【モスクワ2日大川佳宏】国際宇宙ステーション(ISS)への実験機器や補給物資を積んだロシアの無人輸送船プログレスMがモスクワ時間二日午後四時(日本時間同午後十時)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。プログレスは二日後にISSとドッキングする。ロシアは今年、プログレスを今回を含め三回、有人宇宙船ソユーズを二回打ち上げる予定。
スペースシャトル空中分解事故により米国はシャトル打ち上げを当面中止するとみられるが、ここ一年以内に使用可能なソユーズは打ち上げが予定された二機のみ。要員交代スケジュールを含め、ISSの活動は大きな影響を受けることになる。ロシア航空宇宙局は新たなソユーズの建造に二年かかるとした上で、「ロシアは自国の義務は果たすが、残念ながら余分の宇宙船はどこにもない」との声明を出した。