アラブ首長国連邦の衛星テレビ局を一時閉鎖
イラク統治評議会
【カイロ24日鈴木眞吉】バグダッドからの報道によると、イラク暫定統治機構のイラク統治評議会は二十四日、アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビヤのバグダッド支局を一時閉鎖し、イラク内での活動を禁止すると発表した。
同評議会のタラバニ議長が、同日バグダッドで行なわれた記者会見で表明したもので、活動期禁止の理由は、フセイン元大統領の肉声とされるテープを放映し、評議会議員や米兵などに対する殺害を扇動したこととしている。
同局は今月十六日、米軍などへの徹底抗戦を呼びかけるフセイン氏の肉声と見られるテープを放送していた。
イラク警察はその後、バグダッド市内の同支局に立ち入り、機器の一部を取り外すなどの処置をした。
統治評議会は今年九月下旬にも、イラクの分裂や暴力を扇動しているとして、アルアラビーヤとカタールの衛星テレビ局アルジャジーラに、二週間の取材制限をした経緯がある。