ラマダン・イラク元副大統領、拘束される
【カイロ19日鈴木眞吉】カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは十九日、イラクのタハ・ヤシン・ラマダン元副大統領がイラク駐留米軍により拘束されたと報じた。
同報道によると、クルド愛国同盟(PUK)がイラク北部都市モスルで米軍に引き渡した。ラマダン氏は、拘束時、アラブ民族服を着用しており、周りの人は気づかなかったという。PUKは数日前からラマダン氏を拘束していたとされ、ラマダン氏の家族もともに米軍に引き渡されたもよう。
ラマダン氏は、指名手配中の旧フセイン政権最重要人物の中で二十番目に位置付けられていたものの、フセイン氏と連絡が取れる唯一の人物との情報もあったことから、フセイン氏についての情報が明確化する可能性もある。
ラマダン氏はフセイン氏と同郷のティクリット生まれ。フセイン氏の腹心として六八年バース党のクーデターに参加、以来、工業相、経済相などを歴任して九一年副大統領に就任していた。
なお、イラク駐留米軍は十八日、イラクの旧政権政党バース党の幹部で、最近バクバ地域で米軍攻撃を指導していたサイード・アリ・カリーム氏を逮捕したと発表した。