イラクで死体を売る商売が繁盛
【カイロ1日鈴木眞吉】ロンドン発行のアラビア語紙「アルハヤト」によると、イラクでは最近、死体を売る商売が繁盛しているという。
同紙によると、サダム・フセイン前大統領時代に殺害されたイラク人は百万人を超えるとされるが、国民は今、サダム時代を終えて、行方不明になっている家族や親族を探している。
国民は、次々に発見される共同墓地などに出かけて、遺体を確認しては家に引き取ってお葬式をし、再度墓地に葬る作業をしている。
ところが、たとえその遺体が探す本人のものと確認できなくとも、うそでもいいから遺体が欲しい人達がいるという。離婚問題や遺産相続問題をかかえている人達にとって、当人が死んだという証明をしなければならない必要性に迫られているからだそうだ。
そんな人達を相手に、これは間違いなくあなたが探している人物の遺体だと言って、既に腐敗して見分けがつかない遺体を袋詰めにし、一袋十三jから二十j(約千五百円から二千四百円)前後で売っている。それが繁盛しているとは……、フセイン氏のおかげということか。