フセイン大統領の書簡か?アラブ紙が報道
【カイロ1日鈴木眞吉】ロンドン発行の汎アラブ紙「アルクドス・アルアラビ」は三十日、フセイン・イラク大統領のものと見られる署名入りの手書きの書簡を掲載した。書簡は同大統領の誕生日である二十八日付けになっている。
書簡は二十九日、アルクドス・アルアラビ社に、ファックスを通し届けられたもので、どこから発信されたものかは不明という。
書簡では、米軍を勝利に導いた原因を、イラク内部の「裏切り」にあるとし、米英軍に協力した周辺国をも非難した。また、イラク国民が、互いの対立を越えて、「不信心な占領者(米英軍)」を追い出すことを優先するよう呼びかけ、そのための「聖戦」に立ち上がるよう促している。なお、フセイン大統領自身は現在、小さな家に住んでいるとしてイラク国民に同情を求めるとともに、七十二時間以内にイラク国民にメッセージを送るとしている。
同書簡が本物かどうかなどをめぐって今後、論議を呼びそうだ。