「ケミカル・アリ」の死亡が確認−米国防長官
【カイロ8日鈴木眞吉】「ケミカル・アリ」の異名を持つアリ・ハッサン・アル・マジド元イラク国防相が死亡した。ラムズフェルド米国防長官が七日、確認した。米英軍は五日、同元国防相の殺害を狙ってバスラ市内の自宅を空爆、同相のものとみられる遺体を発見したが、本人かどうかの最終確認はできていなかった。
マジド元国防相は、イラン・イラク戦争で化学兵器攻撃の指揮をとり、同戦争末期に、反乱をおこしたイラク国内の反体制派クルド人約五千人を毒ガスで虐殺したとされている。米国が最近公表した戦犯リストにも含まれていた。
開戦直前、イラク第二の都市バスラを含む南部軍管区司令官に任命されていた。