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バグダッド制圧は時間の問題か

 【カイロ支局7日】イラクの首都バグダッド郊外のバグダッド空港(サダム空港)を制圧した米陸軍第三歩兵師団は七日早朝、戦車、戦闘車両など約百両で市中心部に進攻、フセイン大統領の執務室がある政権の心臓部「共和国宮殿」を占拠した。権力の象徴とも言うべき同宮殿を失ったことは、政権がすでに機能していないことを示唆するものであり、イラク国民へも大きな心理的影響をもたらすとみられている。

 イラク側は共和国防衛隊、民兵組織サダム・フェダイーンなどが小火器で反撃したものの、装備で圧倒的に勝る米軍を前に多くが逃走、一部はチグリス川に飛び込むなどした。

 宮殿周辺はイラク側が、ざんごうに流し込んだ重油に放火したためとみられる黒煙が立ち上っている。

 また、市内の他の二宮殿、ラシッド・ホテル、情報省なども米軍が侵入ないし制圧したとの情報もある。

 米軍は、イラク国民に対する示威行動を繰り返すことで、政権がすでに機能していないことを国民に印象付けたいものとみられる。早期の終戦で犠牲者を最小限に収めたい意向で、首都制圧は時間の問題との見方が強まっている。

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