神経ガスの解毒剤、化学戦の解説書発見か
バグダッド近郊で
【カイロ4日鈴木眞吉】イラクの首都バグダッドに向け進撃を続けている米陸軍第三歩兵師団の当局者は四日、バグダッドから南方四十キロ地点にある、ラティフィーヤの軍需工業施設内で、神経ガスの解毒剤や化学兵器戦に関するアラビア語の文書を発見したことを明らかにした。AP通信など複数のメディアが同日報じた。
報道によると、液体や白色粉の入ったガラス管が詰められた数千個の箱が発見され、組成は不明なものの、化学戦争用の解説書が一緒に発見されたことから、化学兵器の解毒剤である可能性が高いと見られている。
一方、米中央軍のブルックス准将は四日の記者会見で、米特殊部隊が、イラク西部の砂漠地帯で、核・化学・生物兵器戦争の訓練学校と見られる建物を発見したと語った。同建物からは毒ガスの一種「タブン」のラベルが張られたびんなどが見つかっており、軍は鑑定を急いでいる。