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体制の「臨界点」近い―米軍当局者

防衛隊は「弱体化」

 【ワシントン支局31日】米統合参謀本部のマクリスタル作戦副部長は三十一日、イラク軍の精鋭である共和国防衛隊は急激に弱体化しつつあり、いずれイラクの体制崩壊につながる「臨界点」に達するとの見方を示した。国防総省の記者会見で述べた。

 これとは別に、カタールに駐留する米中央軍の高官も同日、「南部のバスラやナシリヤでは住民の蜂起が近いと感じている」と述べ、いったん「臨界点」に達すれば、反乱が広がっていくとの見方を示した。

 マクリスタル副部長によると、米英軍は、主に共和国防衛隊に対し、先週末の間だけで精密誘導爆弾三千発を使用するなど、猛攻を加えている。開戦以来、これまでに使用した精密誘導爆弾は合計八千発、巡航ミサイル「トマホーク」は七百発に上る。

 このほか同副部長は、「イラクの自由作戦」に参加している兵士の数は三十万人で、このうちの三分の一以上がイラク国内に展開していると語った。

 また会見に同席したクラーク報道官は、フセイン大統領や政権高官の親族らが国外に脱出しようとしているとの情報があると述べた。

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