住宅地爆撃、誤爆の可能性も―米英軍
現時点で確認できず
【ワシントン26日時事】米統合参謀本部のマクリスタル作戦副部長は二十六日の記者会見で、イラクの首都バグダッドの住宅地が爆撃され、少なくとも十五人の死者が出たことについて、「米英軍は(住宅地の)市場を標的に、いかなる爆弾やミサイルも投下していない」と述べた。ただ、米英軍の誤爆かどうかは現時点では確認できないと強調した。
米英軍による誤爆の可能性も否定できず、もし誤爆と確認されれば、民間人を巻き込んだ初の住宅地への攻撃として、批判が高まりそうだ。
同副部長は、米英軍の誤爆かどうか調査を継続する方針を表明。一方で、イラクの地対空ミサイルなどによる誤爆の可能性もあると指摘し、「(住宅地を爆撃したのは)米国かイラクかは分からない」と述べた。
これに先立ち、米中央軍は同日、米英軍機がバグダッド市内のミサイル施設九カ所を攻撃したと発表し、住宅地爆撃との関係は不明と説明している。
中央軍は声明で、米英軍機は地対地ミサイルの発射施設を狙ったと強調、「ミサイルと発射台は住宅地の中に設置されていた。ミサイルの多くは民家から九十メートルも離れていない場所にあった」と指摘していた。