北朝鮮人民軍幹部、米英の対イラク戦争直前にイランを訪問
西側情報機関筋、本紙に語る
【ウイーン27日小川敏】北朝鮮人民軍高官が米英軍の対イラク戦争直前の二月初めにイランを密かに訪問、テヘランでアリ・シャムハニ国防軍需相らと会談したほか、イランのブシェール原子力発電所建設現場を視察、そこでロシアの原発関係者と協議していたことが明らかになった。西側情報機関筋がこのほど本紙に語った。
イラン当局との会談では主に対米問題が話し合われたという。両国は、イラク問題が解決した後、ブッシュ政権がイラン、北朝鮮に対して軍事攻撃をかけるのではないか懸念している。イラン側は「われわれはイラクとは違う。米国が攻めてきたら、イラン兵士は自爆をも恐れず敵陣に向かうだろう」と強調したという。米国と核問題を抱える北朝鮮は米国との直接協議を要求する一方、米国の軍事攻勢を警戒している。