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米空挺部隊、イラク北部に―飛行場を確保

 【ワシントン支局26日】米UPI通信などは二十六日、米軍当局者の話などとして、米陸軍第一七三空挺旅団の兵士約千人がイラク北部に落下傘で降下し、飛行場を確保したと伝えた。場所はトルコ国境から五十キロほど離れたクルド人自治区内という。

 飛行場には間もなく、戦車を含む戦闘車両を積んだ貨物機が到着するとみられる。北部戦線が開かれたことで、イラク軍は南北から迫る米英軍を同時に相手にすることになり、戦況は新たな局面を迎える。

 米軍は当初、国境を接するトルコから陸路でイラク北部に進攻することを計画していた。しかし、トルコが地上部隊の駐留を認めなかったため、方針を転換した。ニューヨーク・タイムズ紙は今回の落下傘降下について、第二次世界大戦以降では最も大規模なものの一つだと伝えている。

 作戦は夜陰に乗じて行われ、ワシントン・ポスト紙の従軍記者によると、C17輸送機に乗り込んだ重装備の空挺隊員は、「ゴー(行け)!ゴー!ゴー!」という叫び声の中、次々と降下していったという。

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