住宅地で爆発、米軍は未確認
市民15人が死亡―バグダッド
【ワシントン支局26日】米統合参謀本部のマクリスタル副作戦部長は二十六日の記者会見で、イラクの首都バグダッドのアルシャアブ地区で起きた爆発について、「同地区に対しては爆弾もミサイルも使用していない」と述べた。国防総省当局者によると、イラク軍の地対空ミサイルが落下したか、米軍が別の場所を狙ったミサイルがそれた可能性があるという。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラなどは同日、同地区に巡航ミサイル二発が撃ち込まれ、少なくとも住民十五人が死亡、三十人が負傷したと伝えた。
一方、米中央軍は同日声明を発表し、現地時間午前十一時ごろに首都バグダッドにある地対地ミサイル・発射台九基を精密照準兵器で攻撃したことを明らかにした。
中央軍によると、これらのミサイルは一般の住宅地の中に配置され、ほとんどは民家から約九十メートルほどの場所にあった。ただ、この標的の場所はアルシャアブ地区ではないという。
声明は、ミサイルや発射台などはバグダッドに配置されたものでも攻撃対象になると明言。民間人や施設への被害を避けるよう努力するとしながら、フセイン政権が兵器を住宅地などの近くに配置する場合は被害が避けられないとしている。