中東
世界のページ
北米・中南米
中東・北アフリカ
アジア・オセアニア
韓国・北朝鮮
欧州
ロシア
アフリカ

BACKを見る

シーア派最高指導者が抵抗を命令

宗教利用する戦術顕在化

 【カイロ26日鈴木眞吉】イラクのイスラム教シーア派聖地ナジャフ在住の同派最高指導者サイード・アル・セスタニ師は二十五日、同地のイスラム法学者グループと共に、イラク国民に対し、米英軍への抵抗を呼び掛けるファトワ(宗教令)を出し、「イラクの国土と尊厳と信仰と聖地を守るため、侵略者と不信者をイスラムの地から放逐するよう強く求める」と呼び掛けた。同宗教令は、イスラム諸国に対しても、イラクの「イスラム聖戦士」を支援するよう訴えている。カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」が同日、報じた。

 米英軍は、フセイン政権から抑圧を受けているシーア派教徒の協力を期待していたとされるが、今回のファトワは、人口の約六割を占めるシーア派住民へ大きな影響を与えるものと見られ、米英軍にとっては新たな不安要因を抱えた形になった。フセイン大統領による、「神と宗教を戦争に利用する」戦術が顕在化している。

この記事を友達に教える

中東・北アフリカの最新ニュース
エジプトでバス横転、邦人観光客29人負傷 11/25 20:56
アラブ首長国連邦の衛星テレビ局を一時閉鎖 11/25 6:42
イラクのスンニ派指導者、抵抗勢力に停戦呼びかけ 11/24 21:22
米、対イラン決議案で譲歩 11/24 20:43
北部都市モスで、米兵2人殺害される 11/23 23:14