バスラで住民が蜂起か―英軍部隊が支援
【ワシントン支局25日】米主要メディアは二十五日、イラク南部の主要都市バスラで同日夜から、数千人のシーア派住民がフセイン政権への反乱を開始したもようだと伝えた。現地の英情報当局者によると、英軍部隊は反乱を支援するために攻撃を開始した。
反乱が成功すれば、フセイン政権にとって大きな打撃となるだけでなく、米英にとって「イラクの解放」という大義名分の正当性が高まるなど、その行方は大きな政治的意味を持つ。
クウェート発のUPI通信などによると、市内では政権側の部隊が群衆に向かって砲撃している。英軍部隊はこれらの部隊の拠点に向けて攻撃を加えているほか、市内にあるバース党本部に空爆を加えた。英軍部隊の将校は、従軍記者団に対し、「反乱の規模は分からないが、(反乱は)真剣なもののようだ」と語った。
イラクのサハフ情報相は同日夜、バスラでの反乱を否定。同市は依然としてフセイン政権に忠実だと強調した。また米国防総省も、公式には反乱を確認していない。
バスラでは水と電気の供給が止まっており、英軍部隊とクウェート政府は飲料水を供給するため、クウェートから同市に至る仮設パイプラインの設置を急いでいる。