ラマダン副大統領、国連事務総長を批判
サハフ情報相、ヨルダンを批判
【カイロ25日鈴木眞吉】イラクのラマダン副大統領は二十五日午前、バグダッドで記者会見し、国連のアナン事務総長を「常に国連安保理決議を破る者」として批判した。カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」が同日、報じた。イラク政府は、事務総長が「石油禁輸部分解除措置」を通じた物資の購入権限を、イラク政府から国連に移管することを提案したことなどに反発していた。
同報道によると、副大統領は更に、二十四日開催されたアラブ連盟(二十一カ国一機構加盟、本部カイロ)声明を評価、全アラブ諸国が米英の対イラク戦争を拒否したと強調した。また、世界各国のデモが各国の港湾や国境で、米国産品が輸入拒否されていると語り、世界中が米国を拒否しつつあるとの認識を示した。
その後の記者会見で、サハフ・イラク情報相は、ヨルダンがイラク外交官を追放したことを批判、ロシアがイラクに武器供与を続けているとの事実を否定した。またイラクは、米英との戦闘下でも、国民に物資を供給できると語り、現政権が正常に機能していることを強調した。