首都バグダッドに最大規模の空爆
【カイロ24日鈴木眞吉】米英軍は二十三日午後十時(日本時間二十四日午前四時)頃から二十四日未明にかけ、イラクの首都バグダッドに開戦以来最大規模の空爆を行った。米英の地上軍が同地八十キロないし百キロと迫る中、「共和国防衛隊」などのイラク側の抵抗戦力を最大限にたたく目的があったものと見られる。
イラク側からの対空砲火による反撃は見られず、米英軍の爆撃機が低空から大統領宮殿などを集中攻撃したことは、イラク側の防空能力がほぼ全壊していることをうかがわせる。カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、フセイン大統領の執務室があるとされる「共和国宮殿」は同日夜の空爆で、敷地内の一棟が全壊したという。
なお、北部の主要都市モスルやフセイン大統領の出身地であるティクリットにも、激しい空爆が行われた。