カタールの衛星テレビ、米兵捕虜の映像を放映
【カイロ23日鈴木眞吉】カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」は二十三日夕、イラク南部の都市ナシリヤでイラク軍に捕虜とされた米兵五人(うち女性一人)の映像を何度も放映した。同映像によると、イラク人記者が五人に対し、名前や出身地、所属などを尋問したのに対し、それぞれが、テキサスとかニュージャージーとか答えた。ただ、イラク人記者の英語が訛りの強い英語だったことから、捕虜達の中には質問の意味がわからず困惑し、恐怖の表情を表す様子も見られた。
記者が、「イラクに来た時、イラク人はどう迎えたか?」との質問に対し、テキサス出身の男子兵士は意味がわからないと答えていた。イラク人記者は、イラク人が米国人を歓迎してはいなかったということを言わせたかったようだ。
フセイン・イラク大統領が以前、米国の記者のインタビューに応じた中で、イラク人は米国人を歓呼をもって迎えるかとの質問に対し、「そんなことはない。戦う」と語ったことを裏付ける意図があったものと思われる。
なお、イラク人記者は、そばにあった米兵の遺体に触るなどして、勝ち誇った様子を見せていた。