モスクでの礼拝後、5万人がデモ−カイロ
アンマンでも数百人規模のデモ
【カイロ21日鈴木眞吉】エジプトの首都カイロにある、イスラム教スンニ派の総本山「アズハル」のモスクで、金曜礼拝を終えた信者らが、機動隊の制止を振り切って、同市の中心部タハリール広場まで行進し、同広場で、対イラク戦争反対集会を開催した。カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」が同日報じた。
映像によると、モスクで礼拝を終えた信者たちはモスク内で反米英スローガンを唱えた後、モスク外に出ようとした。しかし、当局が配置した機動隊が集会を解散させようとして、放水車から水を浴びせるなどしたたため混乱。放水から逃れた信者らが市中心部に向かって行進を開始した。米大使館に近いタハリール広場に集合したデモ隊はその後、反米英スローガン叫んで対イラク戦争反対の気勢を上げた。
アルジャジーラは五万人が集まったと報じた。
一方、ヨルダンの首都アンマンからの報道によると、同市で最古のモスクの一つ、アルフセインモスクで同日、金曜礼拝に参加した信者たちが、礼拝終了後「反米スローガン」を唱え、対イラク攻撃反対の意思表示をした。デモ参加者は数百人規模で、警官隊の催涙弾に逃げ惑い、騒然とした場面が展開された。