米英軍、首都バグダッドに向け三方から侵攻
当面の目標は軍事施設や戦略拠点、油田の占拠
【カイロ21日鈴木眞吉】バグダッドからの報道によると、対イラク攻撃を開始した米英軍は、イラク南部と北部、そして西部からも侵攻を開始したもようだ。クウェートのイラクとの国境地帯に集結していた千人以上の米、英軍部隊が二十日午後八時(日本時間二十一日午前二時)ごろ、戦車や装甲車両を伴って国境を越えてイラク南部に進攻し、国境付近の港湾都市ウムカスルを制圧した。同市は、南部の要衝都市バスラに通じている。その際、イラク兵数百人が降伏したという。
北部では、主要都市モスル周辺で大きな爆発音が確認されており、モスルへに侵攻の可能性が指摘されている。
北部と西部から侵攻を開始した部隊は明らかにされていないが、米英軍の当面の目標は、首都バグダッド市内のティグリス、ユーフラテス両川付近の軍事施設や戦略拠点、油田を占拠することのようだ。