開戦に向け、着々と準備―カタールの米軍基地
【ドーハ18日時事】「われわれはもう何週間も準備してきた。基地では何も変わっていない」―。対イラク戦で米軍の前線司令部となるカタールのアッサリア基地。十七日のブッシュ米大統領の対イラク最後通告を兵士らは比較的冷静に受け止めており、表向き緊張が高まっている様子はうかがえない。
しかし、基地ではメディアセンターも整備され、開戦に向けた準備が着々と進む。センター内には米メディアの専用室のほか、約百五十の記者席も用意。戦闘に突入すれば、指揮を執るフランクス米中央軍司令官らが世界のメディアに向けて戦況を説明する予定だ。
基地で働くバス運転手は「最近、夜間のトラックの出入りが多くなった」と話し、物資や兵員の動きが激しさを増していることをうかがわせた。
米軍報道官のルミ・グリーン中尉は「サダム・フセイン(イラク大統領)がぎりぎりで和平に向けた決断を下すことを今も望んでいるが、そうならなければ自分たちの任務を果たすだけだ」と語った。