アズハル、イラク攻撃に対する聖戦を呼びかけ
対イラク戦争を「新たな十字軍」と位置付け
【カイロ11日鈴木眞吉】エジプトの首都カイロにある、イスラム教スンニ派の総本山アズハルは十日、米国主導の対イラク戦争に対し、全世界のイスラム教徒が「ジハード(聖戦)」に立ち上がるよう呼びかけた。エジプト紙が十一日報じた。
同報道によると、アズハル・イスラム研究アカデミーは、十日、声明を発表し、「イラクに対する侵略は誰の目にも不可避に見える」とした上で、「イスラム法によれば、もし敵がイスラムの土地を踏むならば、聖戦は、男性女性にかかわらずイスラム教徒全員の義務となる」と述べている。
声明はさらに、「聖戦への呼びかけは必ずしも暴力の呼びかけではない」とした上で、「我々アラブ・イスラム諸国は、新たな十字軍キャンペーンに直面している」として、対イラク戦争を「新たな十字軍」と位置付け、全世界のイスラム教徒は、自分自身と信仰を防衛するための準備をするよう呼びかけた。