国連監視団が避難開始−クウェート
【カイロ10日鈴木眞吉】クウェートからの報道によると、国連イラク・クウェート監視団(UNIKOM)のバガー報道官は九日、両国国境地帯に展開する文民スタッフ二百三十人が、クウェートへの退避を開始したことを明らかにした。同時に、非武装地帯における空と陸でのパトロール行動も停止した。米英軍によるイラク攻撃の可能性が高まったことへの対応と見られる。UNIKOMは、本格的戦闘が開始されれば全面的に撤退する模様。
UNIKOMは、九一年の湾岸戦争後、非武装地帯での停戦監視目的のために設置されたもので、兵員と軍事監視要員計約千百人、文民約二百三十人が配置されていた。