イラク、ブリクス委員長の再招聘を検討
【カイロ10日鈴木眞吉】バグダッドからの報道によると、イラクのアミン国家監視局長は九日、同地で行った記者会見で、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長と国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長を、今月十七日に再度イラクに招聘することを検討していることを明らかにした。
十七日は、米・英・スペインが、国連安全保障理事会に提出した「新決議案」で、大量破壊兵器廃棄の最終期限日と指定した日で、査察団側を抱き込む事によって、イラク側にとって有利な展開を図ろうとする常とう手段をその当日にぶつけ、事態の打開を図ろうとする意図があるものと思われる。
ブリクス委員長らが同招聘に応じるかどうかは不明。
なおイラクは、査察協力姿勢を国際社会に印象付けるため、国連が違反とした短距離弾道ミサイル「アッサムード2」の廃棄を九日も六基行い、合廃棄数は四十六基となった。