イラクがミサイル廃棄拒否―CBS
決議違反でないとフセイン大統領
【ワシントン24日時事】米CBSテレビによると、フセイン・イラク大統領は二十四日、同テレビとのインタビューで、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長が国連安保理決議違反として廃棄を求めている同国の「アッサムード2」などのミサイルは決議違反ではないと言明、廃棄する考えはないことを明らかにした。同大統領はまた、ブッシュ大統領とのテレビ討論を申し入れたという。
ブリクス委員長は二十一日、「アッサムード2」の射程が同決議で規制された射程百五十キロを超えるとし、三月一日までにすべてのミサイルの廃棄を開始するよう要求。フセイン大統領がこれを拒否した場合、イラクによる「重大な決議違反」として、米国が武力行使に踏み切る可能性がさらに強まる。
フライシャー大統領報道官は「彼(フセイン大統領)はミサイルが射程の制限を超えていることさえ認識していない。これが(イラクの)脅威と問題の本質を示している」と指摘。テレビ討論の申し入れについては「問題は討論ではなく、イラクが武装解除を行い、世界の要求に従うかどうかだ」と一蹴(いっしゅう)した。