「極めて近い将来戦争が起こる」−アラブ連盟事務局長
イラクのサミット開催延期要請を拒否
【カイロ25日鈴木眞吉】ムーサ・アラブ連盟事務局長は二十五日、カイロの同連盟本部で開催されている連盟内青年・スポーツ相会議で演説し、「極めて近い将来戦争が起こる」と語り、対イラク戦争は避けられない状況になっているとの認識を示した。慎重な発言姿勢を堅持してきた同事務局長が、戦争不可避の見解を公言したのは初めて。
さらに、ムーサ事務局長は、エジプトのリゾート地シャルムエルシェイクで、三月一日開催予定のアラブ連盟首脳会議(アラブ・サミット)について、開催期日を遅らせるよう要請していたイラクの要望を却下したことを明らかにした。イラクが同サミットの延期を要請したのは、米国を中心とした連合国による対イラク攻撃を遅らせるための時間稼ぎとみられている。