エジプト大統領、イラク大統領のエジプト亡命を拒否
【カイロ24日鈴木眞吉】エジプトのムバラク大統領は、イラクのフセイン大統領のエジプトへの亡命を拒否していた。ムバラク大統領が今月十八日からドイツを訪問したさい、独週刊誌「シュピーゲル」とのインタビューの中で、語っていたものとして、ロンドン発行のアラビア語紙「アルハヤト」が二十四日報じた。同紙によると、ムバラク大統領が拒否した理由は、エジプトは米国から多額の経済援助を受けており、フセイン大統領とその家族、および多数の関係者を受け入れた場合、その経済援助が影響を受ける可能性があると語った。
フセイン大統領の亡命については、エジプトをはじめ、トルコやサウジアラビアなど、アラブ諸国が秘密裏にその可能性を探っていた。一部情報では、サウジアラビアが既に受け入れを表明しているという。